砂の器 〜最終楽章〜
2004年3月28日重い・・・。気が滅入る程重い・・・。
私は子供なので、「宿命とは、この世に生まれてきたこと、
生きているということである」なんて言われても全然納得出来なかったんですよね。
これじゃ運命に流されているだけで、自我が全く存在しないみたいな
言い方じゃないですか。
「なんでこんなにむなしい考え方をするのか」と最初は憤ったんですが、
よくよく考えてみると、私は今までの人生に対して不満や負い目になることを
持ったことがないから、そんなことが言えるのではないかと思えてきました。
和賀のように父親が殺人者だということもなければ、いじめを受けたこともない。
でも和賀にとっては、本浦千代吉が父親だということは覆しようのない事実。
この「覆しようのない事実」が、イコール「宿命」なんですね。
こう考えると、私も父と母から生まれてきたことは「覆しようのない事実」で
今の私も「宿命」の上になりたってるのかなって思ったりもする。
でも、これも私が子供だからでしょうか、そう考えると
少し怖くなってくるんですよ。
上でも言った通り、自我が存在してないような気がする。
これも決められたレールの上なのかって。
でもこんなこと考えてたらどんどん泥沼にはまっていきますよね。
やっぱり中居君が雑誌で言っていたように、宿命を認めて、
その宿命と上手く付き合っていくことがベストで、
それが「人間の強さ」なんでしょうね。
そして、和賀など、自分の過去を後悔している者は人一倍その「強さ」が
必要なんでしょう。
それがやっぱり「宿命」なのか・・・。
宿命って嫌ですね。でも一番身近なもの・・・。
「砂の器」。とても深いドラマでした。
出演者の皆様、ドラマ関係者の方々、本当におつかれさまでした。
そして、素晴らしいドラマをありがとうございました。
私は子供なので、「宿命とは、この世に生まれてきたこと、
生きているということである」なんて言われても全然納得出来なかったんですよね。
これじゃ運命に流されているだけで、自我が全く存在しないみたいな
言い方じゃないですか。
「なんでこんなにむなしい考え方をするのか」と最初は憤ったんですが、
よくよく考えてみると、私は今までの人生に対して不満や負い目になることを
持ったことがないから、そんなことが言えるのではないかと思えてきました。
和賀のように父親が殺人者だということもなければ、いじめを受けたこともない。
でも和賀にとっては、本浦千代吉が父親だということは覆しようのない事実。
この「覆しようのない事実」が、イコール「宿命」なんですね。
こう考えると、私も父と母から生まれてきたことは「覆しようのない事実」で
今の私も「宿命」の上になりたってるのかなって思ったりもする。
でも、これも私が子供だからでしょうか、そう考えると
少し怖くなってくるんですよ。
上でも言った通り、自我が存在してないような気がする。
これも決められたレールの上なのかって。
でもこんなこと考えてたらどんどん泥沼にはまっていきますよね。
やっぱり中居君が雑誌で言っていたように、宿命を認めて、
その宿命と上手く付き合っていくことがベストで、
それが「人間の強さ」なんでしょうね。
そして、和賀など、自分の過去を後悔している者は人一倍その「強さ」が
必要なんでしょう。
それがやっぱり「宿命」なのか・・・。
宿命って嫌ですね。でも一番身近なもの・・・。
「砂の器」。とても深いドラマでした。
出演者の皆様、ドラマ関係者の方々、本当におつかれさまでした。
そして、素晴らしいドラマをありがとうございました。
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