『日輪・春は馬車に乗って 他八篇』「蠅」横光 利一(岩波文庫) ’05 4/3
評価;B
『木馬の騎手』のように大学受験の練習のために解いた評論に
出て来た小説です。評論の内容はすっかり忘れてしまったのですが・・・。
人々の言動、そして馬車事故を蠅の目線から淡々と描く作品です。
蠅がその場面を見ているのですから、当たり前のことですが、
状況描写ばかりで、主観は全く書かれていません。
なんとなく人間を見下しているような感もあるような気もしますが。
馬車は落ちて行くのに、蠅はすっとそれから飛び立って
青空を行くというのはなんとも言葉に出来ない奇妙な気分ですね。
評価;B
『木馬の騎手』のように大学受験の練習のために解いた評論に
出て来た小説です。評論の内容はすっかり忘れてしまったのですが・・・。
人々の言動、そして馬車事故を蠅の目線から淡々と描く作品です。
蠅がその場面を見ているのですから、当たり前のことですが、
状況描写ばかりで、主観は全く書かれていません。
なんとなく人間を見下しているような感もあるような気もしますが。
馬車は落ちて行くのに、蠅はすっとそれから飛び立って
青空を行くというのはなんとも言葉に出来ない奇妙な気分ですね。
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