『緋色の研究』コナン・ドイル 延原 謙訳(新潮文庫) ’05 4/28

評価;B

大学の講義で「ミス●リーの物語学」(←伏字にしないと大学からの
学生の検索にひっかかるので。●=テ)を取るにあたり、
推理ものなんてコナンと模倣犯と砂の器しか知らないなんて状態では
さすがにまずかろうと、推理小説を少しでも知っておこうと読んだ本。
まぁ、無難にホームズから。
そういえば、模倣犯と砂の器って推理ものに分類しちゃっていいの?
とりあえず、中居さんの影響で読んだものばかり。

さて、本作。
有名な有名なシャーロック・ホームズシリーズの第一作目。
ホームズとワトスンの出会いから始まる。
誉れ高いホームズが日の目を見た作品ですね。

ただ、この本は当時の人々や現在の人々にもそんなに人気はないようです。
(解説者(訳者と同人物)でさえ否定的な部分がある)
まぁ、確かに私も小説の中で違和感、というか、「それはないだろー」と
思ったところもありましたが、全体的に読みやすかったです。
第二部はともかく、他の部分では会話の挿入も多かったですし。
気分屋なホームズの性格も結構好きな感じ。

私にとっては、早く続きが読みたいと思える面白い作品でした。

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