『最遊記 華焔の残夢』みさぎ 聖(エニックス) ’05 5/27

評価;B

峰倉かずや氏の人気漫画『最遊記』の小説版です。
内容はみさぎ聖氏が書かれたオリジナル。挿絵は峰倉氏。
原作(?)より、際どい会話が多いですね。(笑)

暇だなーと思って何か読む本はないものかと本棚を
漁っていたら見付けた本。
あぁ、そういえば昔読んだなーと思って手に取りました。

内容は、4人の信頼関係、そして依存度が描かれた面白いものです。
4人はやっぱり4人です。

ただ、日本語表記の問題がいくつか目に付きました。
地の文でさえ、ら抜き表現が多いのは考え物です。
出版界でこういう表現が公認されていることに
現代の日本語崩壊の兆しが顕著に現れていますよね。

って、私は別に日本語が変わっていくことに反対するつもりは
ないんですけどね。だって著しい例として、平安時代と現代の日本語が
全く違うということが挙げられるように、言語なんて
とどまることなく変わり続けているものですから。
ら抜き表現が未来の日本で「普通の日本語」として使われていることや、
「確信犯」に現代で間違っているとされている意味が正式に追加される
ことだって十分ありえますし。
けれど、それはあくまで未来のことであって、
「現代の」出版物として、「現在正しいとされている日本語」を
使うのは当たり前であり、守るべきことだと思うんですけどねー。

あれ、話が変な方向へ行ってしまった。

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