『月魚』三浦 しをん(角川書店) ’05 6/29
評価;A
古書店を開く青年、本田真志喜と
その幼なじみ、瀬名垣太一の話。
瀬名垣が幼い頃犯した(と思っている)罪が、
お互いを縛り付けている(と思っている)、というシリアスで
深い小説です。
2人ともその罪なしでお互いと一緒にいたいと思っているんだけれど、
そのことを2人とも相手に言うことが出来ない。
というか、罪を乗り越えることで相手が離れていってしまうのではないかと
お互い臆病になっている。
恋人にも親友にもなりきれない2人の関係が切ないです・・・。
あ、でも真志喜にちょっかいをかける瀬名垣は読んでいて面白いし、
相手に触れたり抱き締めたりする彼らは微笑ましかったです。
昨日学校の図書館で借りてきた本なんですが、そのような切ないな話が
大好きな私は途中で読むのをやめることが出来ず夜中3時頃まで読んでました。
(さすがに頭がついて行かなくて寝ましたが。)
今日は授業が休講になったので、朝8時から読むことに没頭して、
おかげで昼前には全部読み終わりました。
それぐらい面白い本でした。
別に明確な場面はありませんが、どちらかというと女性向きかも。
でも市や学校の図書館にもあるぐらいですから、
おかしな小説ではありませんよ。
ただ、めちゃめちゃ典型的なBLタイプ主人公たちなだけで。(笑)
女性と見間違えるぐらい綺麗な真志喜と、
精悍な顔立ちでで真志喜よりも背が高い瀬名垣、という具合に。
あ、でもどっちも全くなよなよしてないので。
男前で綺麗な人というのは私のすごい好きなタイプですね。(笑)
二部は彼らが高校生の時の話。
ちなみに、真志喜に密かに想いを寄せ、彼を登場させた妄想小説を書いて、
それを発見した瀬名垣にゆすられる(?)高校教師(男)目線です。(笑)
こちらはやりたい放題な彼らが面白いです。
蛇足。
読んでいて、真志喜が中居さん、瀬名垣が木村さんに思えて
仕方がありません。まんまあの2人だと思ってしまう。(汗)
この本にちょっとでも興味を持たれた方は是非是非読んでみてください!
って薦めたくなってしまう本です。図書館に置いてあるはずですので
お暇な時にでも・・・。
あ、そういえば、最近ブクログ登録してみました。
上の[プロフィール]横の[HOME]から行けます。
ページがめちゃめちゃ重いですけどね・・・。
評価;A
古書店を開く青年、本田真志喜と
その幼なじみ、瀬名垣太一の話。
瀬名垣が幼い頃犯した(と思っている)罪が、
お互いを縛り付けている(と思っている)、というシリアスで
深い小説です。
2人ともその罪なしでお互いと一緒にいたいと思っているんだけれど、
そのことを2人とも相手に言うことが出来ない。
というか、罪を乗り越えることで相手が離れていってしまうのではないかと
お互い臆病になっている。
恋人にも親友にもなりきれない2人の関係が切ないです・・・。
あ、でも真志喜にちょっかいをかける瀬名垣は読んでいて面白いし、
相手に触れたり抱き締めたりする彼らは微笑ましかったです。
昨日学校の図書館で借りてきた本なんですが、そのような切ないな話が
大好きな私は途中で読むのをやめることが出来ず夜中3時頃まで読んでました。
(さすがに頭がついて行かなくて寝ましたが。)
今日は授業が休講になったので、朝8時から読むことに没頭して、
おかげで昼前には全部読み終わりました。
それぐらい面白い本でした。
別に明確な場面はありませんが、どちらかというと女性向きかも。
でも市や学校の図書館にもあるぐらいですから、
おかしな小説ではありませんよ。
ただ、めちゃめちゃ典型的なBLタイプ主人公たちなだけで。(笑)
女性と見間違えるぐらい綺麗な真志喜と、
精悍な顔立ちでで真志喜よりも背が高い瀬名垣、という具合に。
あ、でもどっちも全くなよなよしてないので。
男前で綺麗な人というのは私のすごい好きなタイプですね。(笑)
二部は彼らが高校生の時の話。
ちなみに、真志喜に密かに想いを寄せ、彼を登場させた妄想小説を書いて、
それを発見した瀬名垣にゆすられる(?)高校教師(男)目線です。(笑)
こちらはやりたい放題な彼らが面白いです。
蛇足。
読んでいて、真志喜が中居さん、瀬名垣が木村さんに思えて
仕方がありません。まんまあの2人だと思ってしまう。(汗)
この本にちょっとでも興味を持たれた方は是非是非読んでみてください!
って薦めたくなってしまう本です。図書館に置いてあるはずですので
お暇な時にでも・・・。
あ、そういえば、最近ブクログ登録してみました。
上の[プロフィール]横の[HOME]から行けます。
ページがめちゃめちゃ重いですけどね・・・。
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