『バッテリー』あさの あつこ(角川文庫) ’05 8/4

評価;B

今春、中学に入学する原田巧は、天才的な技量を持つ
ピッチャーであるがそれ故自分は特別であると
思い上がり気味である。
巧が春休み新田に越してきて出会ったのが、同い年の、
キャッチャーで、おそらく中学で野球部に入ったら
バッテリーを組むことになるだろう、永倉豪。
新田での野球に関する周りの人間の反応に、
巧は苛立ちを覚えることが多くなるが、豪には僅かに心を許していく。

一言で言うと、主人公・巧は生意気です。
でもですね、いつもは強いのに、本当にたまに弱さを見せてしまう人って
大好きなんですよね、私。(笑)
そういえば、前中居さんがビストロで「弱ってる中居って
俺好きかもしんない」って言われてましたよね。(笑)陣内さんかな。
その気持ちがヒッジョーによくわかる。(笑)
話がずれた。

ただ、残念なのが、あとがきと解説が長いこと。
本文を読んだらわかることをうだうだ書かれるのはちょっと・・・。

あ、そういえば、「原田」と「永倉」ってやっぱり新選組から
来てるのかな。いやに冷静な左之助だけど。(笑)

読むのが遅いくせに、なかなか途中でやめられなくて、
朝の4時とか5時まで夜中ずっと読んでいたので、
実はクライマックスのあたり、あまり覚えていなかったりする。(馬鹿)
でも「次どうなるんだ?」って新しいページごとに気になって気になって、
結局読み切ってしまったんですよ・・・。

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