『チョコレート工場の秘密』ロアルド・ダール著 柳瀬尚紀訳(評論社) ’05 9/24

評価;B

映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作(邦訳)です。
登場人物の名前が映画や原書とは違って、おもしろおかしく
訳してあり、それもまた楽しいです。

ウィリー・ワンカが経営する謎のチョコレート工場への招待状が
発売されるチョコレートに5枚だけ入れられることになった。
5人の子どもたちを招待するらしい。
貧しいバケツ家の一人息子チャーリー・バケツもその話に喜色満面。
3度目の正直で買ったチョコレートにその招待状が入っていた。
チャーリーは、招待状が当たった、大食いのオーガスタス・ブクブトリー、
わがまま娘のイボダラーケ・ショッパー、
ガム大好きなバイオレット・アゴストロング、
テレビ大好きマイク・テレヴィズキーと共に
ワンカ氏の工場見学に参加する。
はたしてワンカ氏が子どもたちを招待した理由は?

挿絵もあるし、話のテンポもいいので、すいすい読めます。
ブラックユーモアもきいていて(訳者曰く「チョコレートユーモア」)
思わずぷっと吹き出すところもありますしね。

ただ、原作は原作、映画は映画、それぞれ別なものとして
楽しむ方がいいと思います。
いろいろと異なるところは多いので。
どっちも面白いです。

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