『夏至南風(カーチィベイ)』長野 まゆみ(河出書房新社) ’05 10/31

評価;C

わ、わからない・・・。
あらすじまでどう書いたらいいのかもわからない・・・。
だから本をクリックでAmazonへどうぞ。
でも、語り手である主人公が感情を持っていないので、
そのことによって増す作品全体に漂う不気味さはひしひしと伝わってきました。

とりあえず、本の表紙と内容は全く関係ありません。
誰ですか、表紙の黄色い帽子とワンピースの女の子。(笑)

なんか、良いとも悪いとも判断を付けにくい内容でした。
とりあえず、性に対して開けっぴろげすぎ。
というか、物語の土地ではそれが当たり前で、ごく普通の世界観みたいですけど。

で、この本を通して作者が言いたかったことと言うと・・・・・・・・・・
・・・・・それがわからない。
うーん、読解力不足なのかなぁ、やっぱり・・・。

雰囲気がスガシカオの「マーメイド」(『Sugarless』)っぽい。
銛藍からみた碧夏みたいな歌詞。
銛藍が相手のことを評価出来る能力を持っているのかは甚だ疑問ですが。

そういえば、この間「長野まゆみキャラ占い」をしてみたんですけど、
私はこの小説の主人公・銛藍(クーラン)でした。
私は感情欠落してますか・・・。(笑)
で、友達が碧夏(ビーシア)でした。
それを見た他の友達が「ベストコンビやな」って言ってました。
とっても怖いコンビだよ、それ・・・。

日文科だからかもしれませんが、長野まゆみって結構周りで読んでる人多いです。
高校時代読んだ、とか。
なにはともあれ、こうやって読んだ本を友達と語れるっていうのは
素晴らしい環境です。(そう、それこそ私が求めていたもの。笑)

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