78冊目『愛をください』
2005年12月21日 読書
『愛をください』辻 仁成(新潮文庫) ’05 11/21
評価;B
養護施設で愛を知らずに育ち自殺未遂を繰り返していた
十八歳の李理香の元に、ある日自分も同じ境遇だと語る
基次郎と名乗る男性から手紙が届く。
そして、真実だけを書くという約束で二人の文通が始まる。
大学の友達に借りた本です。
「面白いから読んでみて!」って言われて。
うん、確かに面白い。
それに言葉の表現が綺麗なんです。「詩的」というか。
確かに十代の子が書く手紙にしては文章が硬いような気はしますが、
まぁそこは教養があるんだなってことで。
私はこの本読む前に友達から最後までのあらすじを聞いていたので
ちょっと驚きは少なかったのですが、全く知らなかったら
結構驚きの展開だと思います。
実は、最初の手紙を見て、そのあまりの言葉のしっかりさに、
「こ、これは『あしながおじさん』の再来か・・・?」と思って、
挫折の危機を予感してしまいました。(笑)
いや、私半年程前に初めて『あしながおじさん』を読んで、
半分行くまでに挫折しちゃったんですよ。(だから「あしながおじさん」が
何者かも実は知らないという・・・。)
あまりにも「いい子」な主人公は私には合わないらしい。
(ひねくれてるから。笑)
そんな状態でしたから、同じような書式(手紙だけが載せてある)の
本はちょっと読むのが怖かったですけどね。
最後まで読めた上に、楽しめました。
私信ですが、貸してくれてありがとう!
評価;B
養護施設で愛を知らずに育ち自殺未遂を繰り返していた
十八歳の李理香の元に、ある日自分も同じ境遇だと語る
基次郎と名乗る男性から手紙が届く。
そして、真実だけを書くという約束で二人の文通が始まる。
大学の友達に借りた本です。
「面白いから読んでみて!」って言われて。
うん、確かに面白い。
それに言葉の表現が綺麗なんです。「詩的」というか。
確かに十代の子が書く手紙にしては文章が硬いような気はしますが、
まぁそこは教養があるんだなってことで。
私はこの本読む前に友達から最後までのあらすじを聞いていたので
ちょっと驚きは少なかったのですが、全く知らなかったら
結構驚きの展開だと思います。
実は、最初の手紙を見て、そのあまりの言葉のしっかりさに、
「こ、これは『あしながおじさん』の再来か・・・?」と思って、
挫折の危機を予感してしまいました。(笑)
いや、私半年程前に初めて『あしながおじさん』を読んで、
半分行くまでに挫折しちゃったんですよ。(だから「あしながおじさん」が
何者かも実は知らないという・・・。)
あまりにも「いい子」な主人公は私には合わないらしい。
(ひねくれてるから。笑)
そんな状態でしたから、同じような書式(手紙だけが載せてある)の
本はちょっと読むのが怖かったですけどね。
最後まで読めた上に、楽しめました。
私信ですが、貸してくれてありがとう!
コメント