『「千と千尋の神隠し」のことばと謎』佐々木 隆(国書刊行会) ’06 2/4

評価;B

以前録画した「猫の恩返し」のダビング作業をしている時に、
何故かふと「千と千尋の神隠し」の映画に込められた意味が
知りたくなり、図書館で借りた本です。
市立の図書館には置いてなかったから学校の図書館で借りました。
学校に置いてるってことはそれなりに権威のある著者の本
なんでしょうかね。

期待していたものが多く得られました。
著者が多数の文献を参考にしているので、根拠も理解できるし、
同時に宮崎監督の知識の広さにも感心する。

「千と千尋の神隠し」には、神話から人間の本質から文化など
様々な要素が盛り込まれていることがよくわかる。

ただ、まぁ内容とはあまり関係ないのですが、誤字脱字が多い・・・。
せめて主題歌ぐらい正確に書いて欲しいものです。それは失礼ですよ。

「それは深読みしすぎ・・・」といった部分がなきにしもあらずでしたが、
なかなか興味深い本でした。

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