『新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2』J.R.R.トールキン 瀬田貞二・田中明子訳(評論社) ’06 2/22

評価;B

ようやく馳夫(アラゴルン)の登場です。
いやー、映画公開時母からアラゴルンのこの名前(馳夫)を
聞かされた時は耳を疑いましたね。
「なんだよ、ハセオって・・・!!」って。
トールキンの意志で、翻訳する場合はその国の言葉で訳すよう
指示されているので、そのままカタカナで書かれている人名地名
物の名前もあれば、「馳夫(Strider)」「野伏(Ranger)」
「つらぬき丸(Sting)」みたいな訳になったりもします。
よく考えれば難しい翻訳ですよねぇ。

さてさて、上でも言いましたが、今回アラゴルンが初登場です。
しかし、映画での麗しい姿を想像するのが難しくなるぐらい
ゴリラ顔をしています(挿絵)。必死でヴィゴを思い浮かべて
頑張りました。(?)
えー、アラゴルンは威厳たっぷりにお馬鹿な気もする。
「あんたさっきと言ってること違うじゃん!」ってのがちょこちょこ
あったような気もしますが、まぁそこはご愛敬ということに
しておきましょう。
芯は強い男・・・だよね?
今後の活躍に期待です。

さぁ、次巻は裂け谷!
ボロミア、レゴラスも登場してようやっと旅の仲間結成ですね。
人間(アラゴルン、ボロミア、エオメルetc)が大好きな私には
実は1,2巻はホビットばっかりで読むのがちょっと退屈だったのですが、
これからはもっと進みやすくなるかも?
・・・大学の友達は「二つの塔」で挫折したと言ってたけどね。

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