26冊目『堕天使―悪魔たちのプロフィール』
2006年4月22日 読書
『堕天使―悪魔たちのプロフィール』真野 隆也(新紀元社) ’06 4/20
評価;B
この本を読んでいる時、母から「あんた大丈夫か!?」と何回も
言われましたよ。(笑)
えっとですね、この本を読んだ理由は、
ヴィゴ・モーテンセンが「ゴッドアーミー/悪の天使」という
映画でルシファーを演じたからに他なりません。
あとは、某ヴィゴファンサイトの企画で旧魔王(ルシファー)藻、神父豆、
神蘭、現魔王(サタン)木、堕神父花、天使公、使役人狩etc
なんていう素敵設定の小説を読んだせいでもあります。(笑)
まぁ、それは置いといて。
悪魔にもそれぞれ個性(っていうか個別設定)があったんですね。
今までそんなこと気にしたこともなかったし、
悪魔にそんなに種類があるとは思っていませんでした。
異教徒が崇拝していた神々を悪魔に仕立て上げたのは、
とてもキリスト教らしいというかなんというか。
影響力のすごさに感心するしかありません。
そういえば、この間図書館で芥川龍之介の全集を読み漁ってた時、
ルシファーについて書かれた話を見付けました。
の授業の時間が迫っていてしっかりとは読めなかったんですが、
おそらく江戸時代のなんとかさんっていうキリスト教信者の日本人が
ルシファーに会った時のことを書いていたはず。
(古語だったからじっくり読まないと内容わからないんです・・・)
この『堕天使』の本にもありますが、この世には悪魔と出会った人ってのが
何人かいるようですね。
キリスト教信者、または悪魔研究者の元にしか現れないということは、
彼らの力はあくまでキリスト教関係者にしか及ばないんですかね。
この点からいって、私はやっぱり悪魔というのは、神に認められた存在、
つまり悪魔という役割を演じている(職業としている)何者かの
存在だと思うのですが。
例えば、天使と悪魔は抗争を繰り返しているらしいけれど、
それに神が手を加えることはない。
つまり、悪魔を滅ぼそうとしたら滅ぼせるにもかかわらず、
手を下していないということは、悪魔の存在を認めていて、
その上その存在が必要であると感じているからであると思われる。
ところで、ルシファーが堕天した原因は、
神に取って代わろうとした“傲慢”の罪と、
神が寵愛する人間に対する“嫉妬”だと言われる。
魔王相手にこう言うのもなんですが、後者だとなんだかとても
可愛く感じないですか?(笑)
人間を堕落させようとしたルシファーは、後に蛇に変身して
エヴァにりんごを食べるよう誘惑したらしい。
神の愛を奪った人間がよほど憎かったものと思われる。
もしかしたら自分の方を振り向いてくれなくなった神に、
「あなたがこっちを見てくれないなら、自分があなたの位置に座って、
あなたをいつも自分の側に置いてやるっ!!」とか思って
神の位置を狙ったのかもしれませんね。(笑)
いじらしいよぉ。(笑)
ヴィゴの影響で読んだ本であるため、感想(?)が全てルシファーの話に
なってしまってるのですが、他にもいっぱい悪魔が紹介されてますよ。
一番最初に名前は挙がっていますが、ルシファーはその一部に過ぎません。
知って得する本だとは正直思いませんが、
無駄知識が増える本ではあると思いますよ。(笑)
しっかし、悪魔・天使を始め、日本の八百万の神々に至るまで、
昔の人の想像力ってのはすごいですね。
「プロフェシー」が見たい。薔薇食べてる魔王びごが見たい。
心臓食べてるところはエロいらしい。
評価;B
この本を読んでいる時、母から「あんた大丈夫か!?」と何回も
言われましたよ。(笑)
えっとですね、この本を読んだ理由は、
ヴィゴ・モーテンセンが「ゴッドアーミー/悪の天使」という
映画でルシファーを演じたからに他なりません。
あとは、某ヴィゴファンサイトの企画で旧魔王(ルシファー)藻、神父豆、
神蘭、現魔王(サタン)木、堕神父花、天使公、使役人狩etc
なんていう素敵設定の小説を読んだせいでもあります。(笑)
まぁ、それは置いといて。
悪魔にもそれぞれ個性(っていうか個別設定)があったんですね。
今までそんなこと気にしたこともなかったし、
悪魔にそんなに種類があるとは思っていませんでした。
異教徒が崇拝していた神々を悪魔に仕立て上げたのは、
とてもキリスト教らしいというかなんというか。
影響力のすごさに感心するしかありません。
そういえば、この間図書館で芥川龍之介の全集を読み漁ってた時、
ルシファーについて書かれた話を見付けました。
の授業の時間が迫っていてしっかりとは読めなかったんですが、
おそらく江戸時代のなんとかさんっていうキリスト教信者の日本人が
ルシファーに会った時のことを書いていたはず。
(古語だったからじっくり読まないと内容わからないんです・・・)
この『堕天使』の本にもありますが、この世には悪魔と出会った人ってのが
何人かいるようですね。
キリスト教信者、または悪魔研究者の元にしか現れないということは、
彼らの力はあくまでキリスト教関係者にしか及ばないんですかね。
この点からいって、私はやっぱり悪魔というのは、神に認められた存在、
つまり悪魔という役割を演じている(職業としている)何者かの
存在だと思うのですが。
例えば、天使と悪魔は抗争を繰り返しているらしいけれど、
それに神が手を加えることはない。
つまり、悪魔を滅ぼそうとしたら滅ぼせるにもかかわらず、
手を下していないということは、悪魔の存在を認めていて、
その上その存在が必要であると感じているからであると思われる。
ところで、ルシファーが堕天した原因は、
神に取って代わろうとした“傲慢”の罪と、
神が寵愛する人間に対する“嫉妬”だと言われる。
魔王相手にこう言うのもなんですが、後者だとなんだかとても
可愛く感じないですか?(笑)
人間を堕落させようとしたルシファーは、後に蛇に変身して
エヴァにりんごを食べるよう誘惑したらしい。
神の愛を奪った人間がよほど憎かったものと思われる。
もしかしたら自分の方を振り向いてくれなくなった神に、
「あなたがこっちを見てくれないなら、自分があなたの位置に座って、
あなたをいつも自分の側に置いてやるっ!!」とか思って
神の位置を狙ったのかもしれませんね。(笑)
いじらしいよぉ。(笑)
ヴィゴの影響で読んだ本であるため、感想(?)が全てルシファーの話に
なってしまってるのですが、他にもいっぱい悪魔が紹介されてますよ。
一番最初に名前は挙がっていますが、ルシファーはその一部に過ぎません。
知って得する本だとは正直思いませんが、
無駄知識が増える本ではあると思いますよ。(笑)
しっかし、悪魔・天使を始め、日本の八百万の神々に至るまで、
昔の人の想像力ってのはすごいですね。
「プロフェシー」が見たい。薔薇食べてる魔王びごが見たい。
心臓食べてるところはエロいらしい。
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