『都づくし旅物語―京都・大阪・神戸の旅』長野 まゆみ(河出書房新社) ’06 4/21

評価;B

京都、大阪、神戸の各所で著者が遭遇した出来事と、
その土地(現地の子どもたち)の話、
いずれも小説で、このような話がいっぱい入った短編集です。

例えば舞台となっている土地は、京都・銀閣、大阪・万博公園、
神戸・北野など他多数です。

面白かったですよ!特に京都と大阪はよく行きますから、
舞台も想像しやすかったし、知っている土地が出てくる喜びがありました。

ただ、神戸って私はほとんど行ったことないんですよ。
両親に聞けばどうやら小さい頃連れていかれたはずなんですが、
案の定というかなんというか、全く覚えてないわけです。

そこで、この本をきっかけに、この間神戸に行って来ました。
とりあえず、「三宮駅から南に行ったら南京町、北に行ったら北野町」
という知識だけを頭に入れて。(笑)
ポートタワー、南京町(中華街)、北野町(異人館)を訪れて、
なかなか楽しみました。

帰ってからこの本を読むと、「北野」「旧居留地」「ポートタワー」
「メリケンパーク」の話がまた一段と面白く感じられます。

なかなか素敵な本。

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