『魔法の声』コルネーリア・フンケ 浅見昇吾訳(WAVA出版) ’07 1/4

評価;C

本を朗読するとその登場人物を呼び出してしまうという魔法の声を持つ父モーと娘メギーの話。モーが昔『闇の心』という本から呼び出した悪人カプリコーンとの戦いに、父娘そして同じく本から呼び出したホコリ指が挑む。

という内容だったかなぁ?なんか微妙に違う気もする・・・。

著者が父親モーはブレンダン・フレイザー氏、登場人物の一人ホコリ指はヴィゴ・モーテンセン氏をモデルにして書いた本だそうです。
ヴィゴがモデルと聞いて読まないでいられるか!というわけで手に取ったわけですが。

長いです、この本・・・。
困難困難の連続で主人公達が前に進むスピードが遅い。
それに、結構ご都合主義のところがある。

ついでに、ホコリ指がなかなかチキンな役・・・。
正直ヴィゴを当てはめないと好きになれないな、この役。(笑)

でも、章ごとにその章に関連ありそうな童話を引用しているのが面白い。
『指輪物語』もあります。とてもとても嬉しいです。「サム〜〜〜〜〜!!!」と心の中で叫びました。(私はアラゴルンファンですが)
エルフ文字も私はまったく理解できないのですが、でも使われていることが嬉しいです。

とりあえず、三巻目で挫折しかけてる『指輪物語』を頑張ろうと思いました。

ちなみに、この作品、映画化決定作品です。(http://cinematoday.jp/page/N0008945)
残念ながら、ホコリ指役はヴィゴでなくポール・ベタニー氏なんだけれども・・・。
でもベタニー氏も好きなのでいいです。(笑)

2007年の読了本1冊目でした。
毎年この読書記録についての説明を書いているので、今年も書きます。

この読書記録では、高校を卒業して大学に入学した2005年春以降に読んだ本の感想などを読み終わった順番に書いています。

形式としては、

『タイトル』著者,訳者(出版社) 読了日

評価;A(良)〜E(悪)

感想等

です。
最近ではだいぶ怠けて読書記録をつけていなかったので、感想を書こうとする本が半年以上前のもの、そして内容をほとんど覚えていなくてとんでもなく適当な記録になったという事態がしょっちゅう起こっていました。(むしろ現在進行形で今も起っています)
と、いうわけで、読書記録としては「HOME」からリンクしている「Book log」の方が最新情報です。ただ、向こうは感想をまったく上げていないので、評価だけです。

評価についてですが、この評価はあくまで私個人の評価です。
世間で一般的に高評価がつけられている作品に、「面白くない」「文章がなってない」など悪い評価をつけたこともありますし、逆に一般的に低評価の作品にとても感銘を受けて高評価をつけ熱く語った(書いた)こともあります。
私は、読者がその作品をどう受け取るのか、それは自由だと思いながら読んでいます。だから、ここに書く感想等はあくまで私がその本を読んで受けた印象だということをご理解ください。
私が悪評価をつけているからといって、私以外の方にとってとても楽しめる作品である可能性は高いわけです。
逆に、「私はこんなに楽しめたのに、なんで駄目だとか書くのっ!!?」と怒りのコメントをされても、「私がそう感じてしまったので」としかお答えできません。
人個人個人に考え方の違いがあることをご理解ください。
これは読書記録のみでなく、私の日記全体を通してのことですが。

長々書きましたが、まぁ、「好き勝手書いています」ということです。

あ、これからは最後に次の本の予告でもしてみようかと思います。

次は『ペネロピアド』です。
トロイですよ〜オデュッセウスですよ〜ペネロペイアですよ〜〜。

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