25冊目『芥川龍之介殺人事件』
2007年12月11日 読書『芥川龍之介殺人事件』神門 酔生(晩聲社) ’07 11/19
評価;C
芥川龍之介は「僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安」を理由に自殺した。しかし、芥川は誰かに殺されたのではないか?
その仮説を元に、芥川から一世代か二世代ほど後の関係者たちが事実を探る、という小説です。
つまり、芥川は、誰かに自殺に追い込まれた(=他殺)ではないかという仮説。
こういう、事実を踏まえた上で新事実を追求していくというある意味王道の構成の本が、小説として書かれた途端すんごく安っぽく思えるのは、私の中で「小説=フィクション」が前提だからでしょうね。
この本を全て信じるならば、実は芥川と私には微妙な接点がありました。何千万分の一ぐらいの確立で、芥川が引いている同じ血が私にも流れているかも知れません。(笑)
わけあって詳しくは書けませんが、「関係ないと思ってたけど、それってやっぱりそこからとられた字やったんや!」という感動的な驚きがありました。(わかりにくい。笑)
この驚きを糧に、今後も卒論に向けて芥川研究を頑張ります。
ちなみに方向としては、芥川におけるキリスト教の影響や存在について書く予定です。
とりあえずせめて切支丹物と聖書読まないと・・・。
次は『光と影』。興味深い作品でした。
評価;C
芥川龍之介は「僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安」を理由に自殺した。しかし、芥川は誰かに殺されたのではないか?
その仮説を元に、芥川から一世代か二世代ほど後の関係者たちが事実を探る、という小説です。
つまり、芥川は、誰かに自殺に追い込まれた(=他殺)ではないかという仮説。
こういう、事実を踏まえた上で新事実を追求していくというある意味王道の構成の本が、小説として書かれた途端すんごく安っぽく思えるのは、私の中で「小説=フィクション」が前提だからでしょうね。
この本を全て信じるならば、実は芥川と私には微妙な接点がありました。何千万分の一ぐらいの確立で、芥川が引いている同じ血が私にも流れているかも知れません。(笑)
わけあって詳しくは書けませんが、「関係ないと思ってたけど、それってやっぱりそこからとられた字やったんや!」という感動的な驚きがありました。(わかりにくい。笑)
この驚きを糧に、今後も卒論に向けて芥川研究を頑張ります。
ちなみに方向としては、芥川におけるキリスト教の影響や存在について書く予定です。
とりあえずせめて切支丹物と聖書読まないと・・・。
次は『光と影』。興味深い作品でした。
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