ベルサイユのばら
少し前に「ベルサイユのばら展」が大丸神戸店で行われていました。
私は中学校時代に母の勧めで『ベルサイユのばら』を読んで以来『ベルばら』が大好きなのです。今回行われていた「ベルばら展」にも本当に行きたかったんですが、都合が合わずにどうしても行けなかったので、行った友人が私のためにお土産を買ってきてくれました。麗しきオスカルさまのポストカードと、永遠の恋人オスカル・アンドレ2ショットのポストカードと、フェルゼンの入浴剤。
ポストカードはいつでも眺められるように、ウォールポケットにはさむか手帳にはさむか迷っているところです。

さてさて、問題はフェルゼンの入浴剤です。写真のものです。
フェルゼンの男らしくも美しい顔に見るものは頬を染め、輝く瞳のきらめく星々に目を奪われる。薄く開いた口唇は若者らしい利発さに溢れ、今にも王妃様とののろけを語りだしそう。そしてどうでもいいがおそらくヌーディス。

なんといっても書かれている湯の特質説明やキャラクター独自の台詞が面白いのですよ。
せっかくなので、他の種類も見てください。(あまりにも気になりすぎて、思わず商品カタログまで調べてしまいました)
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン 〜気高き愛の伯爵〜
タラソの湯 ―爽やかな地中海の香り― 至福のタラソで身も心もリラクゼーション
「海より深い一途な愛で、あなたを包む。」

アンドレ・グランディエ 〜永遠のボディーガード〜
潤いの湯 ―咲き誇るロ−ズの香り― ローズに包まれて秘めた女らしさが目覚める
「大丈夫。おまえのそばにいつも俺がいる。」

ジェローデル 〜魅惑の貴公子〜
とろみの湯 ―優しいヨ−グルトの香り― とろみミルクでツルツルに輝く幸せの肌
「貴女を優しく受けとめる、それが私の使命。」

アラン・ド・ソワソン 〜熱く燃える戦士〜
多汗の湯 ―本格的な硫黄の香り― たっぷり出してスッキリ爽快さっぱり肌
「お前のすべてを俺が見守ってやるぜ。」

詳しくはこちら(http://www.creerbeaute.co.jp/versailles/catalog/bath/)へ。

いや、もういろいろツッコミどころがありすぎて、むしろつっこまないほうがいいのではないかと思えきてしまうので、ここはあえて謙虚に構えてつっこみません。
アンドレだって別に永遠にボディーガードしたいわけじゃなかろうとか、ジェローデルとヨーグルトって面白いな!ってか一人だけ食品か!とか、アラン汗臭そうとか、本格的ってどんなだよとか、そんなこと言いません。

聞いたところによると、アランの「本格的な硫黄の香り」は「そんなんで硫黄って言ったら本当の硫黄が怒ってくんで」という感じの硫黄の香りらしいです。

上でも言った通り、私がいただいたのはフェルゼンの入浴剤でしたが、なにしろ私は海外旅行に行ったことがないもので、地中海の香りがどのような香りなのか実際にはわからないのですが、割と控えめかつ爽やかな良い香りでした。
お風呂の底の方で溶け残った塩の塊は「これが王妃様へのフェルゼンの未練か」、洗っているにもかかわらず2日後までなんとなく浴槽が地中海の香りだったのに「さすが一途な愛」と思ったり。

とにかくくりちゃんグッジョブ!!本当にありがとう!!!

身の回りで『ベルサイユのばら』が持ち上がって来てよく話題にも上るようになった今日この頃でしたが、去りし1月18日、なんと宝塚歌劇公式ホームページで、『ベルサイユのばら』全国ツアー決定のニュースが発表されました。
母に「なにこれ!ちょっとちょっと」と呼ばれ、パソコンを見ている母の側へ行き画面を覗き込んで見ると、私も母と同様「なにこれ!」と言うと同時に爆笑。

なんと、雪組『外伝 ベルサイユのばら ―ジェローデル編―』、花組『外伝 ベルサイユのばら ―アラン編―』、星組『外伝 ベルサイユのばら ―ベルナール編―』、それぞれ全国ツアー公演です。
雪組
2008年5月17日(土)〜6月15日(日)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −ジェローデル編−』
原作/池田理代子 外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 名門貴族の御曹司で、女性と見まごうばかりの美貌と冷たいデカダンスの雰囲気を持つジェローデル。強い美意識と卓越した知性、そして素晴らしい剣の腕前の持ち主でもある。
 アントワネット付きの武官として近衛隊に入隊した年上のオスカルにライバル意識を持ち試合に挑み破れるが、それ以降、オスカルの美しさ、知性、そのまっすぐな信念に強い憧れと関心を抱き、喜んで副官としてオスカルに仕えるようになる。
 王妃の恋人と噂されるスウェーデンの貴族フェルゼンが、妹ソフィアを伴ってフランスにやってくる。ソフィアにフランス宮廷のエレガンスを学ばせるというのが名目だが、王妃との噂が表立ってきたために、ソフィアに王妃と自分との連絡係をさせるためでもあった。そのような中でジェローデルを知ったソフィアは、その美しさに惹かれていく。そして、ある時、ジェローデルに窮地を救われて以来、ソフィアの想いは憧れから恋心へと変化していく……。

■主な出演者/水 夏希、白羽 ゆり

花組
2008年9月20日(土)〜10月17日(金)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −アラン編−』
原作/池田理代子 外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 フランスの貴族であるアラン・ド・ソワソンは、父を早くに亡くし、母と美しい妹ディアンヌとの三人暮らし。貴族とは言っても、平民よりも貧しい、名ばかりの下級貴族であった。士官学校を漸く卒業して、衛兵隊に少尉として任官する。
 ある日、近衛隊からオスカルが赴任してくる。「女の下では働けない」と荒くれ者揃いの衛兵隊士は一斉に反発し、アランとオスカルの一騎打ちとなる。勝負はオスカルの勝ちに終わるが、アランの腕前にオスカルは感動を覚える。剣を家族のために売り払ってしまった兵士たちをオスカルは叱責するが、彼らの貧しさを知り、己の無力さを恥じる。隊員たちは少しずつオスカルに心を開いていき、またアランとアンドレも男同士の友情を育てていく。そして、アランの心も漸くオスカルに対して開かれるようになっていくが、それはやがてオスカルへの報われることのない恋心へと変わっていく。
 緊迫するフランスの情勢。そんな中で、アランの隊が休暇に入った。兄の休暇を待ってディアンヌの結婚式が行われる予定であったが……。

■主な出演者/真飛 聖、桜乃 彩音

星組
2008年11月8日(土)〜12月7日(日)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −ベルナール編−』
原作/池田理代子 外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 パリに住むベルナールは、その生い立ちから貴族を心から憎悪していた。そして革命運動に携わり、「黒い騎士」と呼ばれる義賊となって、貴族たちを慄かせていた。
 オスカルの策謀により、オスカルの屋敷に入ったベルナールは、逃げるためにアンドレの目に鞭を当て、その片目を失明させてしまう。負傷して捕らえられたベルナールは死刑を覚悟するが、オスカルは父将軍にもアントワネットにも、「黒い騎士は取り逃がした」と報告し、彼を自分の屋敷に匿う。オスカルは、ベルナールの言葉の中に真実があると悟ったのだった。ベルナールの看病に当たるのはロザリーだったが、貴族に母を殺されたというロザリーに心惹かれるベルナール。そんなベルナールに、次第にロザリーも愛情を感じるようになる。オスカルはベルナールに盗みはやめるよう諭す。大事なロザリーを盗賊の黒い騎士の妻にすることはできないからだと。夜陰にまぎれて、ベルナールとロザリーをパリへ送り出すオスカル。
 ベルナールは革命家のリーダーとして次第に名を挙げ、フランス革命でも大きな役目を果たすが……。

■主な出演者/安蘭 けい、遠野 あすか

公式ホームページによると、以上のようらしいです。
もう、ベルばらも来るところまで来たなという感じですね。しかも原作者がかんでいるという。
雪組。私は水さんはアンドレかアランのイメージなのでジェローデルがどうなるのか。でもオスカルよりは良いと思います。
花組。オスカルを演じるのがアヤネちゃんなんて暴挙に出ないかどうかが心配です。全ツ組がユウヒくんでもえりたんでもどちらでも良いです。とりあえずその間小劇場で公演してる(であろう)もう一人の方の観劇に行きます。
星組。ひとまず今年中に退団がないことに一安心。3年連続77期クリスマス退団かと緊張していましたが。良かったです。しかしベルナール・・・。「果たすが・・・」の続きは何ですか?ベルナール死ぬんですか?

私は2001年公演以降のベルばらは録り溜めするようにしていますが、全然見ることがないので今一体どのバージョンが家にあるのかわからない状況に・・・。朝海オスカルは本当にはまり役だったと思いますが、個人的にそれ以上にキュンキュンきたのはやはり安蘭オスカルでした。可愛くてよろしかったです。特に相手はちえちゃんが良いと思います。唯一2,3回見返したのはこれだけだと思います。その他は1回か、もしくは全然見てなかったり・・・。えりたんアンドレは良いんだけれども、・・・・・。

花組は梅芸あたりでもやるならもしかしたら観に行くかもしれませんが、それ以外はきっと行くことはないと思います。いつかCSでやった時に、「・・・へぇ」としげしげと眺めたいと思います。

話は変わりますが、しつこいほどに相変わらずえりたん飢えに陥っています。でもそれを解消できるほど我が家にはえりたん関係の公演映像がなくて、見るのは専ら『Joyful!!』と『アデュー・マルセイユ』のナウオン。『ゴールデン・ステップス』を見て群舞の端に映っているえりたんを見つけてはささやかな満足感を得てみたりするけど、それじゃ物足りない。雪組関連CSでやって欲しいなぁ。あ、来月『堕天使』か。えりたん飢えが少し解消されるはずです。
そういえば、久しぶりに2002年東京のTCAを見てたら、思わずえりたんの名前が出てきて驚きました。
瀬奈「『マノン』の青年館の公演中に、組替え発表があったんですよ」
夢輝「そうだっけ、あの時」
瀬奈「そうそうそう。えりたん・・・壮一帆ちゃんとか、彩乃かなみちゃんとか。みんな泣きながら舞台。すごい楽しい場面でも泣いてたりして」
貴城「あら。(笑)駄目じゃん、それ」
瀬奈「それがすごい印象的な公演でしたね。辛いよね、そういう時ってね」
全員「うん」
瀬奈「こっちは残るから」
夢輝「そうだよね」
貴城「えりたんは元気でやってます!」
瀬奈「あ!ありがとう。私の王子なんでよろしくお願いします」
久遠「みほこも元気でやってます!」
瀬奈「あ、よかった」
・・・あ、あさこさん、えりたんとかなみちゃんの扱いが違う。(笑)えりたんはみんなに好かれてるなぁ。「私の王子」発言までされちゃってー。・・・要所要所に懐かしい名前が出てきているところにとても時代を感じますね。
えりたんに飢えてる私は今なんでも食いつきます。数日前に風邪を引いてて、薬の箱をもちながらふとその名前を見ると自分の親指で隠れていて前三文字しか見えなかったのだけれど、その三文字が「モーリ・・・」で、「まさかモーリ“ス”!?」と喜んで、それ以後の部分を隠していた私の親指をすぐにずらした後、「チッ、モーリ“ン”かよ・・・」と悪態をついたぐらいですからね。(注・・・がいるのかどうかわからないけれど、モーリスとはこの間の花組公演『アデュー・マルセイユ』での壮さんの役名です)

えりたんは好きだけど、オスカルじゃないなーとは思います。やっぱりアンドレでしょう。

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