読書の春

2008年3月15日
うららかな春の一日、ただ家にいるのは贅沢すぎる。
というわけで、朝家を出る用事があったので、「この勢いで!」と思い、帰ってきてから自転車でひとっ走りして近所の図書館まで行って来ました。
寒くも暑くもない気候ってなんて素敵なんだろう!というか、寒くない気候!あー、幸せな季節がやって来たー。

数週間前急に読みたくなったあさのあつこ作品類を5冊返却。
また改めて読書記録として書きますが、『弥勒の月』の設定がなかなか萌えな感じでした。私三浦しをんさんの好みとは完全一致するのですが、あさのあつこさんの作品にも一部一致するのですよ。特にキャラクターの関係の設定。まぁ、あさのさんは些細なことを大げさに書くから、「で、結局何?」という読後感が残ることは多々ありますが、あさのさんの描く少年、または男性キャラは魅力的なので、それでも他の作品も読んでみたいな、と思わせる力がある。一方少女を主人公にしたものは、私にとっては少しだけ苦手。『あかね色の空』は少女が主人公だけど、あれは恋愛感情がまったく絡んで来なくて特に「少女」である必要がないので、別に抵抗はありませんでした。ただ、『ガールズ・ブルー』は無理でした・・・。最初の30ページぐらいで「・・・だ、駄目だぁ・・・」と。たぶん、恋愛感情が絡んでくる小説が苦手なんですよ、私。だから、少女視点でも友情を描いていたら大変楽しく読むことができる。恋愛感情と言っても、生ぬるい平凡な恋愛小説が苦手なだけで、ドロドロの愛憎劇なんかだったら、それが女性視点であっても良いと思う。女性がほとんど出て来ないけど、『弥勒の月』も一種の愛憎関係・・・なのかなぁ?(遠野屋を中心にした過去現在と)

今日の成果は、8冊。
予約し続けてた『NO.6 ♯6』を手に入れました。あさの作品の中でもこのシリーズが一番好き。出会った時は衝撃を受けました。まぁ、強いていうなら、ネズミの身長が紫苑より小さければ良かった。(どうでもいい)
前テレビでやってた『カラマーゾフの兄弟 上』。実はそれまでは知らなかったんですけど、すんごく良い本らしいですね?海外文学は岩波文庫で読みたい派なんですが、残念ながら全部貸し出し中で仕方なく新潮文庫。でもテレビで内容ネタばれしてたような気もする・・・。
何故か思い立って再び『銀河英雄伝説 1』を借りてみました。「再び」というのは、実は以前一度だけ借りたことがあったのです。しかし、家に帰り本を開いて扉絵に驚き、それだけでパタンと閉じてすぐに返してしまった、という。だってなんかいかついベルばらチックだったんですもの〜・・・。その経験を踏まえて、衝撃が薄れ掛けている今は絵が一切使われていないものを借りました。だから自分で好き勝手キャラクター想像して読み進めます。誰を当てはめられるのかわくわく。
次回星組公演の原作『赤と黒 上・下』。金欠のため観に行くことはできませんが、NOW ON STAGEのしぃちゃんの輝きっぷりとかその他いろいろに爆笑して、思わず原作に手を出してしまいました(あんまり関係ない)。あのナウオンは本当に楽しかった。しぃちゃんとねねちゃんの組み合わせが可愛かったよ〜。めちゃくちゃ癒されます。とよこさん&れおんくんのペアも仲良しで良かった。とうこさんとあすかちゃんは言わずもがなで良いですよー。ペアじゃなくて単体で。あぁ、本当に星組のメンバー好きだー。そりゃ星組本衝動買いしちゃうよね、私。
星組だけでは飽き足らず、やはり花組原作『血と砂 愛と死のアラビア 上・下』も借りました。早くチケット来て欲しいなぁ〜。どこの席だろうな〜?ゆうひファンに走った例の衝撃は、やはり私にも走りましたが、おひげを付けて動いているところを見るまでは何も言うまい。数年前の初期ファンの頃から言ってる、私的ジェンヌで顔が好きな人1位真飛聖、2位大空祐飛のツートップと、最近その1位に昇格した壮一帆(愛してやまないえりたん)が一堂に会すなんて私にとって奇跡的なことが起こっているので、これはしっかりじっくりばっちりがっつり観て目の保養をしなきゃ完璧に損です(私にとって)。それまでに頑張って原作読むぞー。んでストーリーの展開に煩わされず役者に集中するぞー(それってどうなの?)。
星の加え花だけでも済まず、『血と砂』の題名ついでに、昔の月組の原作『血と砂』も一緒に借りてしまいました。前の壊れたDVDデッキのHDDに入れっぱなしにしてたので、録っただけで見ていないまま見られなくなったという私にとって悲しい作品。いつかまたCSで放送される時のために、これも頑張って読むぞー。ケロさんとゆうひくんのスカステでの並びが見たかったー(これもあんまり関係ない)。

とりあえず、「お金出して買うのはもったいなさそう!」(=「図書館の本やからこそ読む気がする」)と思う本から読み始めようと思います。
リビングのソファーに寝転んで、数年前に流行った懐かしい音楽をかけて、横にぬるいココアを置いて。

春は読書が気持ち良くなる季節。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索