初演ファンの母と現雪組に結構興味を持っている私が一緒に再演の水夏希さんの『星影の人』のCS放送を見ました。母は汀夏子さんが好きだったらしい。・・・たぶん。

開始10分で、水総司と彩吹歳三に二人とも「うーん」と唸る。
私「うーん」
母「うーん」
私「なんかなぁ・・・。なんやろ・・・総司すごい若作りしてる感じ?違和感・・・」
母「あー。・・・彩吹真央と逆で良かったんちゃうん?」
私「水さんが土方さんで彩吹真央が総司。・・・・・ってそれめっちゃいいやん!!」

二人とも宝塚の前に「沖田総司」をとても愛しているので(母は総司ファンのきっかけが汀総司だったのかもしれないけれど)、総司に関してはうるさい。
だから総司が「俺」とか言ってたら「違う!」って思う。

我が母娘の共通の総司認識。
・一人称は「私」。
・女より何よりも近藤さんと土方さん命。
・実は近藤さんよりも土方さん命。
・誰にも敬語。

しかし、上記のように基本的総司ポイントは共通しているのですが、一つだけ認識が分かれるポイントがある。
すなわち、総司の享年が24歳か25歳かどうかという点。
一般的に総司の享年は24歳説、25歳説、27歳説がありますが、昨日その認識の違いが明らかになり、相当言い合いをしました。
私「総司は24歳で死んだ」
母「ちゃう、25歳や」
私「絶対24!」
母「25!」
私「24!」
(お互いしばらくその繰り返し)
母「25!24は若造やんか」
私「違う違う。25は年取りすぎ。25は四捨五入したら30やで?それは青年ちゃうわ」
母「そんなことないわ。むしろ24はほんと若すぎ」
私「24こそ青年や」
母「わかった。24の数えで25歳なんちゃう?」
私「だいぶ無理矢理やな・・・。じゃあお母さんの場合、25歳で死んだってことは数えで26歳なん?」
母「それは違うわ」
私「ふーん」

という言い合いを、わざわざ見ていた『THE SECOND LIFE』の映像を止めてまでしていた我が母娘。ちなみに、お互い24歳だとか25歳だとか言ってますが、「この記録にこう書いてあるやんか!」とかいう明確な根拠はまったくなく、ただ単に自分たちの好みです。沖田総司の書籍を読みまくった私ですけど、小島さんとこの記録にはこうあるとか、八木さんのとこにはこう伝わってるとか、守護職の届には何歳って書いてあるとかそんなものいちいち覚えていません。

ま、でも今Wikipedia見てみたら、母娘両方の説が正しいのかも知れない。24歳で死んでるけど、数えで25歳っていう感じ。・・・もうどっちでもいいや。

実際に見てる最中もごちゃごちゃいろんなこと話していたからあまりきちんと見ていなかったのですが、母はその中でも初演と構成と比べて「ここが違う」「ここは一緒なんや」とかいろいろ言ってた気がする。でも初演を見ていない私には覚え切れなかったので割愛。あと、そこここで役者と一緒に台詞を言っていた。「沖田くん、借りは返したぞ」とか。

劇中にはいろいろ突っ込みどころがあった気もする。
初期ならともかく池田屋後の頂上を味わった新選組が長州の残党狩りに局長副長総出で出陣ってどうなのとか、近藤さんと山南さんが同い年に見えないとか。

総司が労咳を知ってからも新選組にい続けたいと思ったのは土方さんへの愛ゆえだったら良い。ただこの作品の中では総司と土方さんの関係はそこまで強いものではなさそうだから少し残念。っていうかこの作品での土方さんは歌担・・・。

この作品に負けず劣らず(っていうか比べ物にならないぐらい勝ってる)突っ込みどころ満載な『THE SECOND LIFE』についてはまた改めて書くかもしれません。先に言ってしまうと、マイナスであり、プラスである作品だと思います。やはり宙組は良い。

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