「雨に唄えば」に行きたくて仕方がないです……。でも花組二回行くし、お金が……いや、でもなんだかんだで舞台を観ている自分がとても想像できるから、もう、ねえ……。
何が観たいって、みちリナですよ。「みっちゃん……(泣)」となるか「みっちゃん……(喜)」となるかは完全にみっちゃん次第だけど、どっちにしたってきっといい経験であることには違いない。生雨も観たいしなあ。

花組原作は数日前に上巻読み終わりました。

以下原作ネタ。欠片でもネタばれ駄目な方は回れ右でお願いします。

もてもてのトゥスン(えりたん)を巡り、主人公トマス(真飛さん)とトゥスンの(元)友だちが火花をばちばち散らせているとは前の日記に書きましたが、とうとう決闘にまで発展してしまいました。トゥスンはトマスしか応援しないけどね(片方可哀想に……)。見事相手を殺してトマス勝利! トゥスンも嬉しい〜だったのですが、しかししかし、死んだ人の仲間の一族のマムルーク人(まあ、お友だちですよ)がそれに怒って、打倒トマスを企てて、自分のものにしたいと誘惑したのに振り向かなかったトマスに憎しみを持ったトゥスンの妹(いちかちゃん)までその計画に乗っちゃうんですよ。しかも妹さんは、トマスが振り向かなかったのは、兄のトゥスンを想ってるからだと、自分の兄にまで憎しみを抱き、兄を巻き込んでの打倒トマス計画を企んだからさあ大変。酒に弱いトゥスンは、トマスが自分を侮辱したというマムルーク人の嘘を信じて、「あいつの首持って来〜い!」という命令を下しちゃいました。それを事前に知ったトマスは逃げもせず一人でマムルーク人10人と闘い、これも見事勝利! 酔いが覚めて冷静になって「トマスが死んでしまう〜」と泣き喚いていたトゥスンの元に行きます。道中トマスはトゥスンに対して怒り心頭だったんですが、本人を前にしたら怒らないんですよねー。トマス好き好きオーラを出しまくる泣き虫トゥスンを前にしたらそりゃ何も言えなくなりますよ(借り云々もそうだけど)。がっしりと抱き合っちゃったりしてます。
っていうか、トゥスン、おまえはなんて可愛いヤツなんだ……! もう知恵が足りないところが素敵すぎる。何かモーリスに通じるものを感じるよう。トゥスンはトマスが思うのと違って私としては絶対に友だちに欲しくないタイプだけど、すっごく無関係のところで見ると可愛さ余って愛しさ百倍です。可愛いよぅ、トゥスン〜!
トゥスンは物語の中でもみんなから愛されまくってます。トマス、父、母、兄(ゆうひくん)、友人たち……。きっとみんなその「守ってやらなきゃ!」オーラに引き寄せられてしまうんでしょうねえ……。わかりますよ、その気持ち。なんかねー、とりあえずイブラヒム(ゆうひくん)、トゥスン、ナイリ(いちかちゃん)の三兄弟は、吸い寄せる人の人生をかなり左右させるぐらいの魅力を、人の数倍持ってるような気がします。……みんな母の血を濃く継いだんだね……。
きっと兄弟全員その気になれば男を簡単に破滅させられます。無駄に断言します。
ちなみに上巻を読み終わった時点で、アヤネちゃんは未だに出てきておりません。下巻の目次でお見かけしましたので数週間後にはお会いできると思いますが、まだ少し道のりが。まあ、トゥスンさえ出て来てくれて誰かを振り回してたらそれで私は満足なので、今のところ構いませんが。
普通ならゆうひファンの私は「イブラヒムラブ!」と叫んでいるところなんだと思うんですが、なにせイブラヒムさん大して登場しないんですよー。トマスにとってイブラヒムさんは眼中にはないようです。ひげは好みじゃないのかな。一体トゥスンの何に惚れたんだ、あなたは……?

パレードのジーンズにカルチャーショックを受けつつ、壮さんの羽と衣装に現実的なショックを受けつつ、お芝居での壮さんの若作りを期待しつつ、アラビア原作を読み進めます。

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