星組大劇場「スカーレット ピンパーネル」
※ネタばれが苦手な方はご注意を。

星組観てきました。

未だに頭の中を「マダム・ギロチン〜♪」が流れています(「ひと欠片かけらの〜」ももちろん素晴らしいのですが、私はやっぱり群唱に圧倒された)。 本当にワイルドホーン氏の音楽が好きすぎる。「Never Say Goodbye」のライブCDなんて何十回何百回聴いていることか。

舞台転換もスムーズで良かったです。というか、「舞台とはこうあるべき」と思います。花組のが「……学芸会ですか?」という代物だったので、とくに差を感じたのかもしれない。

舞台では本当にいっぱい笑いが起きていました。もう想定内なのか想定外なのかそれさえわかりませんが、とにかくいっぱい。

ちえちゃんが敵役だけどやっぱりとうこさんには敵わない的なのは相変わらずで、本人は必死で同列どころか上位にいるつもりでも、結局のところ手の上で転がされている彼女(彼?)に、結構笑いが行っていたと思います。なんにせよとうこさんはすごい(改めていう必要もないけど)。歌! 芝居! 笑い! の三拍子は偉大だ。

そういえば、初日で「総スパンにでっかい羽背負って、ローライズで……」ととうこさんがちえちゃんに言っていたところは、今日は「花柄の総タイツにこれ(太ももの丈)ぐらいのちっちゃなスカート……」になっていました。

「パリの人々に溶け込むように変装するんだ!」って「変装=絶対女装」の公式がもう何とも言えませんが、私一押し(密かに)涼さんと彩海さんが可愛いので良いです。

今回お客さんが一番感情移入できるのはあすかちゃんかな? みんなの同情心を一心に浴びていると思います。「いやいやみんな(←男役たちに)、一番可哀想なんあすかちゃんやから……! あすかちゃんどうにかしてあげてよっ!! 可哀想やんか!!!」と男役陣に念波を送りたかった。あれで死にでもしたら私はきっと大泣きしていただろうなぁ。

「ノック→外から声が聞こえる→ドア開ける→入って来た人が突き飛ばされる→続いて悪者が入ってくる→人質謝る&わけを話す」という一連の流れでは、とりあえずタリックが思い浮かびました。ああ、でも「拷問されたんだー!」のPOUMの人もいましたね。

ちえちゃんのフィナーレのキラキラのかっこよさはすごかったです。「何あれ……!?」とオペラグラス越しにびっくりしました。

きらびやかな衣装に着替える時になかなか着られなくてあわあわしてる涼さんと、それを正面から手を回して襟とか整えてあげている立樹さんが可愛かったです。

そんな感じの(?)観劇でした。

しかし、家に帰ってからの昼寝で、娘役担当(特にすみかちゃんファン)の宝塚友だちが、何故か密かに凰稀かなめファンクラブに入会してるということを知って、「え、なんで?」と思う夢を見たのは何故だろう……?

花組の感想も書きたいのですが、それはおいおい……。

以下私信。
最後になりましたが、チケットをくださったIさん、本当にありがとうございました! スカイステージで見る前に生であの歌を聴けて本当に良かったと思います。すごく良かったので、もう一回行こうかな、と画策してしまっています。(笑) 本当に本当にありがとうございました!

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